去年の今頃 beat考

kenjifreaks

2006年06月14日 23:59



「bluesやR&Bのテイストはそのままに、より都会的でソフィスティケイトされた音として再構築する」というのがkenjifreaksとしてのテーマ。南国都市を思わせるようなR&B。
去年バンドを作るにあたっての構想はこんなものだったと思う。まだバンド自体実現していないのだが
今もだいたいにおいては変わっていない。
具体的にいうと、ここでいうblues,R&Bは南部のそれを指していて、都会的というのはノーザンソウル(マービン ゲイやスティービーワンダーなど)で、南部のbeat(グルーヴ)はそのままにノーザンな楽曲をやるのに近いかと思う。
去年の今頃マディ ウォーターズ、ハウリング ウルフ、RCA bluesの古典あたりから入り、ボビー ウォーマック、ネビ゙ルブラザーズを洗い直し、細野晴臣、YMO初期などを聴いていた。リオン ウェア(マービンゲイI want youのコンポーザー)もよく聴いた。それからエルビス。
沖縄も南国であるから、ゆったりとしたアフタービートがまず肝である。それに洗練された楽曲を乗せる。
僕が考える「南国都市のR&B」とはこういうもの。
今日ずっと聴きたいと思っていたこのリロイ カー/ Blues befor sunriseを見つけた。1932年録音と書いている。戦前のブルースになるんだろうか。アプローチとしては僕と逆になるが(田舎から出た都会のコミューンの音楽) 結果的に近いところにあると思う。